文化通信

高橋書店はこのほど、「ざんねんないきもの事典」シリーズ第４弾となる、『おもしろい！進化のふしぎ　もっとざんねんないきもの事典』を19年６月に発売すると発表した。

　累計２８０万部を突破した同シリーズは、16年に第１弾を刊行。書店店頭で着実に販売部数を伸ばし、17年の第２弾発売を機に、多数のメディア露出や口コミなども追い風となり、爆発的なヒット作となった。また18年に第３弾を発売。児童書としては、異例の速さでダブルミリオンを達成している。

　さらにポプラ社主催の「小学生がえらぶ！“こどもの本”総選挙」でも第１弾が１位に、第２弾４位に輝き、17年、18年と２年連続で各書店などの児童書ベストセラーランキング１位を獲得するなど、もっとも売れた児童書として確固たる地位を築いた。

　また、日販と有隣堂湘南平塚店は、３月１日から４月14日にかけて「ざんねんないきもの事典コラボカフェ」を開催。フードやドリンクなどコラボメニューを提供し、注文客には限定トレーディングカード（全10種）をプレゼントする。各種オリジナルグッズも販売しており、高橋書店は同コラボカフェ実施書店の拡大も視野にいれているという。

なお、18年の夏休みシーズンに同シリーズのアニメを放送したところ、世代を問わず大きな反響があったことから、３月の春休みシーズンにもアニメの放送を控えている。