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天牛堺書店、破産手続き開始決定受ける

2019.01.28

 大阪の堺市を中心に12店舗を展開し、店舗や通販で新刊と古書を併売することで知られた天牛堺書店は1月28日、大阪地裁堺支部へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けた。負債は2018年5月期末時点で約16億4000万円。

 1963年に創業し、68年7月に法人改組した。古本買い取り店からスタートし、堺市を中心に「天牛堺書店」で12店舗を展開し、新書と古書を併売していた。98年5月期には売上高約28億円を計上していた。

 しかし近年、売り上げは減少傾向で、18年5月期の売上高は約18億円にまで落ち込んでいた。不採算店舗閉鎖による売り上げ減少などで収益環境も悪化していた。

 申請代理人は根來伸旭弁護士(大阪市北区堂島浜1−4−16アクア堂島NBFタワー11階、弁護士法人マーキュリー・ジェネラル)。破産管財人には沢田篤志弁護士(大阪市北区堂島浜1−1−5大阪三菱ビル6階、梅田総合法律事務所)が選任された。

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