文化通信

　朝日新聞社は12月11日、スマートフォンとスマートスピーカー向けに音声ニュースを配信する「朝日新聞アルキキ」で、これまでの朝6時に加え、昼（12時頃）と夜（18時頃）にも配信を始めることを発表した。スマホアプリ「朝日新聞アルキキ」と、スマートスピーカーの「Amazon Echo」シリーズ、「Google Home」シリーズで、毎日３回の新着音声ニュースを聞くことができるようになる。
　
　２０１６年4月に公開された朝日新聞アルキキは、最新の音声合成技術を利用し、自然な聞きやすい声で「新聞を聞く」音声ニュースアプリ。歩いている時や満員電車の中など、スマホ画面が見られない時でもニュースをチェックできるのが特徴だ。

　朝刊編集長がピックアップした「今日の大事なニュース」をコンパクトにまとめ、 ５分足らずで聞ける音声ニュースとして、毎朝６時に配信してきたが、17年10月にスマートスピーカー「Google Home」シリーズ、 同11月に「Amazon Echo」シリーズへ同様の音声ニュースの提供を始め、朝出かける前に聞く音声ニュースとし利用されている。

　一方、スマートスピーカーの発売をきっかけに音声ニュースに親しむ利用者も増えるなかで、「朝だけでなく、新しいニュースも聞きたい」とのニーズも顕在化。こうしたニーズに応えるため、スマホアプリ、スマートスピーカーを通じて、朝日新聞社の音声ニュースを1日に３回配信する。