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「こんなのあるんだ!大賞2017」に愛媛新聞発掘の「杵つきもちカレー」
全国の地方新聞社厳選のお取り寄せサイト「47CLUB」(よんななくらぶ)は、地方の新聞社が自ら発掘した隠れた名品の中から日本一を決める「こんなのあるんだ!大賞2017」を開催、10月16日の最終審査投票会で、愛媛新聞社が発掘した愛媛県大洲市の洋食店「ビストロサンマルシェ」の「杵つきもちカレー」が商品部門で大賞を受賞した。また、愛媛新聞社には「発掘賞」が贈られた。
同賞は、47CLUB事業(http://www.47club.jp/)参加する地方紙45社46紙が、都道府県ごとに「こんなのあるんだ!」と唸るようなスター商品を選出し、その中から、「広く人々に知ってほしい・手にとってほしいストーリー性のある商品」のナンバーワンを決める年1回のアワード。今年で4回目を迎えた。
16日に東京・港区の電通ホールで行われた最終審査投票会では、全国6ブロックの地方予選を勝ち抜いた代表商品6商品について、代表者と発掘した新聞社代表がプレゼン。会場で試食を行い各新聞社代表1人が希少性や意外性、地域性、優位性など五つのポイントから審査して投票した。
「杵つきもちカレー」は、市役所の農業活性化の会合で出会った地元の洋食店と農家がコラボし、1年以上かけて開発した商品。ビストロサンマルシェの奥田広司シェフは「地産地消のみならず『地産他消』で、少しでも地域に潤いを取り戻したい」などとプレゼン。大賞に名前が呼ばれた瞬間、思わず涙した奥田シェフは「大勢の人の応援をもらって受賞できた。これからも地方を元気にするために精進していきたい」と喜びを語った。
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