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日経、AI活用決算サマリーのビジュアル版を配信
2017.10.13
日本経済新聞社は10月13日、人工知能(AI)を使って決算の要旨を完全自動で文章配信する「決算サマリー」サービスを刷新し、ビジュアル版の「決算サマリーVisual」の提供を始めたと発表した。
AIが、発表された決算短信にとどまらず、日経の経済データベース「NEEDS」に蓄積した膨大なデータから投資に必要な情報を抽出。会社発表後3分程度で、図解形式のレポートに作成して届ける。
前回発表との変化や業績の達成率がひとめでわかるほか、過去の業績推移や売り上げ変動要因など掘り下げた財務情報も一覧でる。まず、投資情報サイト「日経会社情報PREMIUM」および会員制情報サービス「日経テレコン」のコンテンツとして配信する。
「日経会社情報PREMIUM」では10月12日から配信を開始。当面無料で利用できる。「日経テレコン」では同11日から配信開始。1件あたり300円。
サービスはAI技術に強みを持つ言語理解研究所(本社=徳島市、代表=青江順一、結束雅雪、https://www.ilu.co.jp/)などと共同開発した。同社には日経も出資している。
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