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アマゾンジャパン、Kindle最上位機種発表
アマゾンジャパンは10月11日、Kindle電子書籍リーダーの最上位機種「Kindle Oasis」の新モデルの予約受付を開始した。同10日に開いた記者会見ではサービス開始から5年を迎えた「Kindle」について、提供する電子書籍が当初の12倍にあたる60万タイトルになっていることなどを報告した。
新モデルは日本で発売したKindleデバイスでは5代目。7インチ画面、300ppiディスプレイ、そして初の防水機能(IPX8等級)を備え、左右どちらの向きで持っても自動で画面の表示方向を端末の上下に合わせる機能を搭載。
また、マンガの利用が多い日本仕様として、巻数が多いマンガをシリーズ単位で表示する機能や、を快速ページターン、ワンタッチでの見開き機能などを備えた。
8GBと32GBのモデルを提供する。価格は3万3980円から、出荷開始は10月末を予定している。
会見でKindle事業本部コンテンツ事業部・友田雄介事業本部長は、10月下旬にKindle電子書籍リーダーとKindleストア導入から5周年を迎えるとし、当初5万点だったKindleストアで提供する和書が12倍超える品揃えとなったと報告。
内容については、「マンガはほぼすべて揃っているが、文字ものはまだまだこれから」と述べた。
月額980円で読み放題になる「Kindle Unlimited」については、提供するコンテンツが17万タイトルになり、「右肩上がりを続けている」と利用が拡大していると説明。
10月5日開始したプライム会員向けの読み放題サービス「Prime Reading」も「多くの利用者が試している」と需要の多さを強調した。
「Kindle Oasis」価格は、8GBモデル3万3980円(プライム会員価格2万9980円)、32GBモデルが3万6980円(同3万2980円)、32GBの3G付きモデルは4万4980円(同4万980円)(いずれも税込)。
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