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大阪ほんま本大賞特別賞に『大阪人の胸のうち』(光文社)
2017.10.05
【関西】今年の第5回「大阪ほんま本大賞」(OsakaBookOneProject主催)は有栖川有栖『幻坂』(KADOKAWA)に決まり、現在、大阪府を中心に関西近郊エリア書店で5万部を目標に拡販を行っているが、このほど、「特別賞」に益田エミリ『大阪人の胸のうち』(光文社)を選び、10月4日から店頭展開をスタートさせた。
昨年の第4回から設けた特別賞は、大賞とは反対に小説以外を条件としている。『大阪人の―』は、「誰かアホなヤツが道頓堀川に飛び込まへんかな〜」の期待に本当に飛び込む大阪人や、お店の「味」より店員の「愛想」が第一の大阪のおばちゃんなど、大阪生まれのイラストレーター・益田さんが大阪人の心中を独特の視点で描いたイラストエッセイ。
大賞と同じく2018年1月末まで店頭展開し、売り上げの一部から児童養護施設へ図書を寄贈する。
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