ニュース
料理レシピ本大賞、エントリー条件を刷新 新規部門賞創立も
料理レシピ本大賞inJAPAN実行委員会はこのほど、「2017年度第4回料理レシピ本大賞inJAPAN」を開催することを発表。今回からエントリー条件の刷新や新規部門賞の設立など、実施要項を大幅に変更する。エントリー期間は4月1日から同月28日まで。
料理部門は大賞1作品と、準大賞と入賞に分かれていたが今回から大賞1作品、入賞5作品となり、お菓子部門は準大賞を廃止し大賞1作品のみを選出する。さらに、新たなジャンル賞として専門料理賞、エッセイ賞、絵本賞、コミック賞を創設する。
また、エントリーについては、各出版社ごとのエントリー数に制限は設けないが、同一書籍による複数部門・賞への重複エントリーは不可とし、一律1万円だったエントリー料は、コミック賞のみ5万円、その他は2万円に刷新する。
また料理部門とお菓子部門の各大賞は、初版奥付日が16年4月1日から17年3月31日の書籍・ムックが対象と従来通りだが、その他新たな部門賞については、初版奥付日が17年3月31日以前であればエントリーが可能。コミックで複数巻にわたる場合は、おすすめのレシピが掲載されている巻をエントリーする。
新たな施策として、各賞の受賞出版社が、同アワードの公式帯に掲載するロゴの使用料を支払う「ロゴフィー制度」も導入。受賞フェア開始から2年間を支払い期間とし、各大賞は受賞後の増刷1冊につき5円、入賞・各ジャンル賞は同増刷1冊につき3円を支払う。
選考委員については、社員、アルバイト・パートを問わず、書店員であればだれでも投票が可能で、同実行委員会では5月31日までの期間で書店員による選考委員を募集している。これまで同様、料理の専門家等で構成する特別選考委員も設置する。
5月上旬には一次選考を開始し、料理部門大賞30作品、ジャンル賞各10作品、お菓子部門大賞5作品をノミネート作品として選出。7月上旬から最終選考を開始し、9月中旬には受賞発表会、及び書店店頭での受賞フェアの開始を予定している。
関連記事
インフォメーション
- ★第4回文化通信フォーラム「サンマーク出版がベストセラーを生み出せる背景―企画の独自性と、徹底的なプロモーション」はこちらから