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本屋EDIT TOKYO、本屋B&Bが期間限定でオープン
東京の下北沢で「本屋B&B」を運営するNUMABOOKS(代表・内沼晋太郎)と博報堂ケトル(代表・嶋浩一郎)は11月1日、東京・中央区の銀座ソニービルに「本屋 EDIT TOKYO」をオープンした。同ビルが解体される2017年3月末までの期間限定営業となるが、平日は毎日、編集者をゲストにイベントを開催するなど、ここでも新しい書店のあり方を実験する。
「本屋 EDIT TOKYO」は、本の販売スペース約20坪とイベントスペース約50坪。2012年から営業を続けるB&Bでの実績をベースに、「東京を編集する」をコンセプトとした新たな取り組みを行う。
店内には東京をテーマとした選書コーナーを設置し、東京の日用品をテーマとした読書グッズなどのアイテムを展示・販売する。棚などはB&Bと同様にヴィンテージ家具店KONTRASTの商品展示を兼ねており、什器そのものも販売している。また、ソフトドリンクも販売するほか、イベントではビールの提供も行う。
営業時間は月〜金が11〜21時、土日は11〜19時。定休日は2017年1月1日。取引取次はトーハン。
また、内沼氏と嶋氏は、今年6月から福岡市中央区の天神で「Rethink Books〜本とビールと焼酎と〜with Ploom TECH」も運営している。
B&Bは12年7月に東京都世田谷区の下北沢でオープン。本とビールを出すという意味でB&Bと名付け、什器の棚なども販売したり、毎日有料イベントを開催するなどして、新しい持続可能な「街の本屋」のあり方を探ってきた。
□所在地=東京都中央区銀座5―3―銀座ソニービル6階/電話=03(6274)6892。
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